遺影の供養費用は、依頼先や方法によって決まり方が大きく異なります。寺院ではお布施として納めることが多く、金額を決めていない場合もあります。郵送供養サービスでは、写真1点ごとや箱ごとに料金を設定しているのが一般的です。

この記事では、特定の金額を相場として示すのではなく、方法ごとの料金の仕組みと、比較するときに見落としやすいポイントを解説します。正確な金額は、依頼先に直接確認してください。

遺影の供養費用は依頼先によって異なる

遺影の供養には、公的な料金の基準がありません。同じ「遺影の供養」でも、読経を伴うか、お焚き上げまで行うか、一件ずつ供養するか複数の方の品をまとめて供養するかによって、内容も費用も変わります。

そのため、金額の安い・高いだけで判断するのではなく、何にいくらかかるのかを確認することが大切です。

方法別の費用の決まり方

依頼先ごとの費用の決まり方
依頼先費用の決まり方確認しておきたいこと
菩提寺お布施として納めることが多い。法要とあわせて依頼できる場合も受付の可否、お布施の目安
写真の供養を受け付ける寺院寺院ごとに供養料を設定している場合と、お布施の場合がある持参か郵送か、受付日
神社お焚き上げの初穂料などとして納めることが多い写真を受け付けるか
郵送供養サービス写真1点ごと、箱の大きさごとなどの料金表がある送料・オプションの有無
遺品整理業者整理作業のオプションとして供養を扱うことがある実際にどこで、どのように供養されるか
自治体(ごみとして処分)可燃ごみ・不燃ごみは無料または指定袋代。粗大ごみは手数料がかかる場合がある分別区分

お布施の金額に迷う場合は、率直に寺院へ尋ねてみるとよいでしょう。

料金表を比べるときの確認ポイント

表示されている金額が同じでも、含まれている内容が違えば、最終的に支払う金額は変わります。次の点を確認しておきましょう。

送料はどちらが負担するか

郵送供養では、依頼先までの送料は依頼者の負担になることが一般的です。追跡できる配送方法を選ぶと、そのぶん送料がかかります。着払いを受け付けていない依頼先もあります。

読経・お焚き上げは含まれるか

「お焚き上げのみ」と「読経供養のうえでお焚き上げ」では、内容が異なります。供養とお焚き上げの違いは「遺影のお焚き上げとは?」で解説しています。

証明書や報告は別料金か

供養が終わったことを示す証明書の発行や、供養の様子の報告などは、オプションとして別料金になっている場合があります。ご親族への報告に証明書が必要かどうか、事前に考えておくと選びやすくなります。

額縁の処分費がかかるか

額縁付きで受け付ける依頼先では、額縁の処分費が加算されることがあります。写真のみを受け付ける依頼先の場合は、額縁をご自身で処分する必要があります。ガラスと枠を分ければ、多くの自治体で不燃ごみ・粗大ごみとして出すことができます。

おもいで供養便の料金

おもいで供養便の料金は、次のとおりです。表示価格のほかに追加でいただく費用はなく、当協会までの送料のみお客様のご負担となります。

おもいで供養便の料金(すべて税込)
お焚き上げ供養お写真1点 3,000円(提携寺院での読経供養とお焚き上げを含む)
供養証明書(任意)1通 3,000円(供養執行日と故人のお名前を記載・郵送料込み)
個別供養(任意)1件 30,000円(故人様お一人のための供養。様子を動画でお届け)
送料当協会までの送料のみお客様のご負担(元払い)

たとえば、遺影2点に供養証明書1通を付けた場合は、9,000円(税込)と送料になります。点数に上限はありません。お支払いはクレジットカードまたはPayPayです。

よくある質問

複数の遺影をまとめて送ると割引になりますか?
依頼先によって異なります。おもいで供養便は1点ごとの料金で、まとめてお送りいただいても1点あたり3,000円(税込)です。まとめて送ると、送料を1回分に抑えられます。
領収書はもらえますか?
おもいで供養便では、決済完了後にStripeより送信される支払い明細メールが領収書に代わるものとなります。宛名を指定した領収書が必要な場合は、お申し込み後にメールでご連絡ください。
費用をかけずに処分する方法はありますか?
自治体の分別ルールに従って、ごみとして出す方法があります。手順は「遺影はそのまま捨ててもいい?」で解説しています。

まとめ

遺影の供養費用は、お布施・1点ごとの料金・箱単位の料金など、依頼先によって決まり方がさまざまです。比べるときは、送料、読経やお焚き上げの有無、証明書などのオプション、額縁の扱いまで含めて確認しましょう。

郵送での供養の流れや注意点は「遺影の供養は郵送でもできる?」もあわせてご覧ください。