遺品整理で遺影が見つかったときは、ほかの遺品とは分けて、ご家族で行き先を相談してから決めるのがおすすめです。遺影は一度手放すと取り戻せず、ご親族の中に引き取りたい方がいることもあるためです。
この記事では、遺品整理や実家じまいで遺影が出てきたときに確認したいことと、行き先の選び方をご紹介します。
遺品整理で遺影が出てきたら
遺品整理では、仏間に掛けられていた遺影のほか、押し入れや納戸から、祖父母やさらにその前の代の遺影が何枚も見つかることがあります。誰の遺影かわからないものが出てくることも珍しくありません。
まずは、見つかった遺影を一か所に集め、ほかの遺品と混ざらないようにしておきましょう。ガラス付きの額縁は割れやすいので、運ぶときは注意してください。
まず確認したいこと
ご家族・ご親族の意向
兄弟姉妹やいとこなど、ほかのご親族が引き取りたいと考えている場合があります。とくに古い代の遺影は、本家・分家など、ほかの家にとっても大切な写真であることがあります。処分を決める前に、連絡をとっておくと安心です。
誰の遺影かわかるか
誰の写真かわからない場合は、裏書きや額縁の裏に名前や日付が書かれていないか確認しましょう。年長のご親族に写真を見てもらうと、わかることもあります。
菩提寺とのお付き合い
実家に菩提寺がある場合は、遺影の扱いについて相談してみてください。仏壇じまいとあわせて進める場合は、「仏壇を処分するとき遺影はどうする?」もあわせてご覧ください。
遺影の行き先の選び方
遺影の行き先には、主に次のような選択肢があります。一枚ごとに違う方法を選んでも構いません。
| 残す | ご自宅に持ち帰って飾る、または保管する |
|---|---|
| 譲る | 引き取りたいご親族にお渡しする |
| 小さくして残す | データ化や縮小プリントをして、元の遺影は手放す |
| 供養して手放す | 寺院やお焚き上げ、郵送供養サービスに依頼する |
| 自分で処分する | 写真と額縁を分け、自治体のルールに従ってごみとして出す |
持ち帰っても飾る場所がない場合は、「遺影を飾る場所がない場合は?」も参考にしてください。
遺品整理業者に任せる場合
遺品整理業者の中には、供養やお焚き上げをオプションとして扱っているところがあります。任せる場合は、次の点を確認しておきましょう。
- 遺影や写真を、ほかの遺品と分けて扱ってもらえるか
- 供養はどこで、どのような方法で行われるか(読経の有無、お焚き上げの有無)
- 供養の完了を、どのように知らせてもらえるか
- 費用は作業料金に含まれるか、別料金か
遺影だけはご自身で取り分けておき、整理作業とは別に供養を依頼する、という方法もあります。
遠方の実家を片付ける場合
実家が遠方にあると、片付けに通える回数が限られ、遺影を持ち帰ったり、近くの寺院を探して持ち込んだりする余裕がないこともあります。そのような場合は、郵送で受け付けている供養サービスを利用する方法があります。
おもいで供養便は、日本国内であればどちらからでも郵送でご利用いただけます。ご来寺・ご来所の必要はなく、点数にも上限はありません。額縁は現地で外して自治体のルールに従って処分し、お写真だけをお送りいただく形になります。郵送の流れは「遺影の供養は郵送でもできる?」で解説しています。
ほかの写真やアルバムも出てきたら
遺品整理では、遺影のほかにも大量のスナップ写真やアルバムが見つかることがよくあります。残す写真の選び方やアルバムの整理方法は、「故人の写真は処分してもいい?」で詳しくご紹介しています。
おもいで供養便では、スナップ写真も遺影と同じ料金体系でお受けしています。アルバムはお受けしていないため、お写真をアルバムから外してお送りください。人形・仏具・お守りなど写真以外のお品は、種類によって対応が異なるため、事前にメールでご相談ください。
よくある質問
- 誰の遺影かわからないものは、どうすればいいですか?
- ご親族に確認しても誰の写真かわからない場合でも、ご先祖の写真である可能性があります。気になる場合は、ほかの遺影と同じように供養して手放す方法があります。
- 四十九日前に遺品整理をしてもいいですか?
- 時期について決まりはありません。賃貸住宅の退去期限などで急ぐ必要がある場合もあります。遺影については、ほかの遺品とは分けておき、気持ちが落ち着いてから行き先を決めても構いません。
- 複数の故人の遺影をまとめて送ってもいいですか?
- おもいで供養便では、まとめてお送りいただけます。お申し込みフォームの備考欄で、複数の故人様のお写真が含まれることをお知らせください。
まとめ
遺品整理で遺影が見つかったら、ほかの遺品と分けて集め、ご家族・ご親族と行き先を相談しましょう。残す、譲る、小さくして残す、供養して手放す、自分で処分するといった選択肢があります。
遺品整理業者に任せる場合は、供養の方法と完了の報告について確認しておくと安心です。